デントリペアとグループーリングの違い
デントリペアは、ヘコミを裏から押し出す修理方法ですがグループーリングは、表から引張り上げてヘコミを直します。同じヘコミ直しでも作業内容や使うデント工具がちがいます。
これが、ヘコミを引っ張り上げるタブです。
これが、タブを引く工具です。
【グループーリングのメリット】
- デントツールで押せない場合に修理できます。
- 浅いヘコミならキレイに簡単に直せます。
- デントリペアのライトが見にくい体制の時に直せます。
- 内装などをバラさなくてすみます。
【グループーリングのデメリット】
- 塗装にタブをグルーで張り付けて引っ張るので塗装が劣化していると剥がれます。
- 鋭角に刺さったようなヘコミは、デントリペアほどキレイに直りません
- 下地にパテが入っていると剥がれます。
作業内容
ピラー部は、裏から押せない所です。このような所は昔は、直せませんでした。
この様にタブをグルーで接着します。
工具で引張り上げます。
そうすると、出っ張ります。
その出っ張りをポンチで落とします。
直りました。