突然ですが、物が結合する(接着)理由について考えてみましょう。強い結合の代表が溶接です。鉄と鉄を熱で溶かして結合させるわけですが、部材が溶け込んで同化するので凄く強いです。ガラスコーティングはどうなのでしょうか?永い間、定着するということは強く塗装と結合しているわけです。樹脂系コーティングやWAXは、半年くらいで取れてしまいます。なので、結合は弱いということです。塗装は、コーティング剤の土台になります。建築でいう基礎の部分に当たります。
塗装は弱いものから強いものまで様々です。弱い土台に強いコーティング(ガラスコーティング)を載せても意味がないわけです。逆に良いことがありません。




なので、コーティング剤は塗装の状態を見極めて何を使うべきかを施工者が考え決めています。また、撥水や親水などの種類がございますが、当店は洗車をして美しさを維持するという考えから撥水にしています。何故かというとふき取りが楽だからです。ようするに洗車が楽しくなります。確かに水玉が出来るためにウォータースポットなどのリスクは、ありますが水道水をかけて放置しない限りほとんどの場合、メンテナンスで除去できるレベルなのでそれほど心配しなくても良いです。また、撥水力が弱くなるのが、見て分かるのでメンテナンスの時期も分かりやすいです。撥水力が落ちる理由は、コーティングの上にスケールが載っているだけなので、それを除去すればまた戻ります。

当店のコーティングの考え

私は、この仕事をしようと思ったキッカケが、研磨された塗装の美しさの虜になったからです。研磨された塗装は、まさにアートと言ってもいい程です。なので、とても研磨に対してコダワリを持っていました。塗装肌を見続けて25年(2019年現在)。しかし研磨するということは、塗装を薄くするということなのです。薄くするということは、弱らせてしまうということと背中合わせです。極力、塗装に負担をかけずに削る量を少なくすることが、塗装にとって1番いい結果につながります。私にそのディープなポリッシュの世界を教えてくださったブライトンのTUNODA氏は、とてもリスペクトできる師匠です。彼の考えを教えてもらえば貰うほど研磨の限界、コーティングの限界、やれることやれないことを深く理解できます。

その結果、私がお客様にご提案する意味も固まってきました。

その答えは、美しい塗装は、最小限の研磨でコーティングをしてお手入れで維持するということに結論が出ました。コーティングは洗車を楽にするものです。愛車に愛情を込めてお手入れをする!その行動の積み重ねが、一番重要です。また傷付いた塗装は、研磨をしてキレイにすることが、美しさを保つモチベーションになります。

理想は、新車をお買いになった時に塗装をほとんど減らさない艶をあげる研磨をしてガラスコーティングをかけてお手入れをすることが、望ましいと思っています。

当店のコーティング剤の実証実験の動画をご覧ください。⇩