コーティングやポリッシュの前に欠かせないのが、様々な汚れを取るクリーニングです。これを怠るとすべてが台無しになってしまいます。当店は、リフトでクルマを上下に動かすことによって汚れやキズを見えやすくしています。また施工者の負担を限りなく少なくして体力低下による集中力の落ちを減らしています。なぜならば、おクルマの状態にもよりますがクリーニングだけで5時間から8時間使ってキレイにしているからです。また研磨時間も5時間、長ければ16時間くらいかけて慎重に施工していますので集中力の継続がものすごく大切とおもっています。
クリーニング
おクルマには様々な隙間があって水の表面張力のせいで水を留めます。おクルマの周りについているモール。放置していると隙間にこのような黒ずみがついてしまいます。それを専用の洗剤で溶かして落としていきます。一口に洗剤といっても塗装を傷めては身も蓋もありません。洗剤の成分で塗装を傷めないこと!洗剤を塗布する道具やクロスで傷付けないこと!などがすごく重要です。
アウターハンドルのすきまもよごれます。ふき取りをおこたるとこのような汚れが様々なところに付着します。このような細かいところの汚れを一つづつキレイにしていく作業を積んでいくと、ボディの輪郭がハッキリして とてもキレイになります。
なぜ!研磨する前に汚れを落とすの?
ボディーにつく汚れには、大きく分けて2つあります。1つは油系のよごれ。もう1つは水汚れです。水汚れを分かりやすくご説明するとお風呂の鏡についている白いよごれです。擦ってもなかなかとれませんね!ガラスと水ジミの成分が 同化しやすく強く密着します。また、水ジミは鉱物系の汚れなので硬いわけです。塗装は樹脂なので柔らかいです。たまに、「磨くのだから研磨で落とせばいいのでは?」と言われることがありますが、それを取らずにポリッシュするということは汚れが取れる前に柔らかい塗装が減っていしまいます。その汚れをスケールといいますが、そのスケールは 専用のケミカル剤で溶かして取ることができます。