AUDI S１緩いプレスライン上のヘコミ修理
今回は、お得意様からのご依頼でアウディS1のリアフェンダーのヘコミ修理です。お電話で「後ろのタイヤハウスの10センチ位上の所で、プレスラインが凹んでいるのですが、できますか？」とのご依頼で出張に行ってまいりました。「リアフェンダーにプレスラインあったかな？」と思いながら現地に到着！現車を確認です。
緩いプレスラインが、ありました(^^; リアフェンダーの構造は袋状になっているのでグループーリングを選択して修理開始です。ある程度の形になってきたのですが、緩いプレスラインが表現できません！仕方なくタイヤをはずしカバーを取ってみたら丁度良いサービスホール（穴）がありそこからデントツールをいれてキレイに最終仕上げをしました。
この後、表面をハンドポリッシュしてお客様に確認をして頂いて終了です。お客様に「デントリペアって短時間でキレイになるから魔法みたいですね！」と言われました。
たしかに、結果だけ見たらマジックみたいですが、手作業で直しています（笑）マジックと言えば私の技術を習得したスクールは、『デントマジック』と言うところです。そこで働いていた方が名前を継いで『デントマジック矢野』の矢野さんが後継者です。スクールは今は、ありません。デントマジックの社長さんは、日系のアメリカ人で日本でデントリペアを普及したいとアメリカ人の職人をつれて渡日して開業しました。25年も前の話です。今は、帰米して日本には、いません。社長げんきかな？ここを卒業した方たちが、デントスクールを開校して今日のデントリペア界があると言っても過言ではないと思います。
２５年前の卒業式の写真ですが、若いなぁー(笑)話がずれましたが、ご依頼頂きありがとうございました。
デントリペアは、オリジナル塗装を残したまま復元する修理方法です。塗装がダメになっていないのにリペイントは、悲しいですね！