今回は以前、コーティングをご用命いただいた、お客様のお父さまのメルセデスベンツCLA200のコーティングです。ご納車日にそのままご入庫いただきました。何色かは、お伺いしていなかっので当日ジュピターレッドと知りました。赤黒の組み合わせが、とても魅力的です。しかし輸入車は、複数の人が関わるのでコンディションが気になります。

早速、洗車からスタートです。新車なのでホイールを外しディスクブレーキが、錆びないようにカバーをしてから施工しました。正直、どうしても水が掛かると茶色くなってしまいます。しかし納車日の状態のまま、お返ししたかったのでカバーをしました。

このことによりタイヤハウス内も洗いやすく作業性も良くなります。

洗車後、ボディーチェックです。このボンネットのマスキングテープの所に保護フィルム(傷付き防止用)の跡がくっきり残っています。

アップで!

ボンネット各部にこのような跡がありました。このまま、研磨をしたら大変なことになってしまうので処理をしました。写真テクニックが無くて いまいちの写真になってしまいました(^^;が処理後です。

当然、スクラッチ(拭き傷)もあったのでポリッシュします。

キズクリア!

新車でもこのような傷があります。同じ販売店でも営業所によって差が、有ります。全くない状態は、実際の所、難しいと思いますが、なるべく丁寧に扱って頂けることを願います。

研磨後のフロントドア

そのドアの後ろ。研磨前の状態です。明らかに研磨後の塗装は、美しいですね!

このクルマの最大の難関がサイドステップっです(^^; ポリッシュするのに難しい形状です。しかも、傷だらけでした。上から光が当たると、また良く見えます。

このような所は、小さいポリッシャーで研磨します。目が怖い(笑)

この最下部だけでも30分位かかります。繊細な作業のためグローブ無しです。

次に昔から疑問なんですが、人が一番触る部分に何故、傷付きやすい部材を使うのでしょうか!しかも目に付きやすのに!

この部分は、クルマの中で一番弱いので、すぐ傷が入ってしまいます。

これもポリッシュしてキズクリア!

でも、この状態を保つのは、難しいと思います。キズを入れないようにするには、相当気を遣うので保護フィルム(プロテクションフィルム)を貼って守るのが今の所、最良と思います。ご希望があればご相談ください。

ドアミラー部

研磨後

研磨終了後に洗車をしてホイールを規定トルクで取り付けます。やっぱり、ディスクがキレイだと気持ちいいです(自己満足ですが)

その後、FSコーティングをして終了です。

お引渡しの時に洗車のしかたを教えてほしいとご希望だったのでご説明させて頂きました。メモをお取になりながら熱心にお聞きくださいました。何かわからないことがあればご相談ください。

この度は、当店にご用命いただきありがとうございました。

PS 後日、息子さんから「愛車にデントが出来てしまった」とご連絡がありました。そして、メンテナンスとデントリペアのご予約を頂戴いたしました。しっかりと直させていただきます。

横浜でデントリペアコーティングができる店|フラットサーフェス